「私としては琴葉ちゃんの身を確実に守りたい。だから、護衛の数を増やすけど構わないか?」 龍さんが私のことを考えてくれてる事が分かる。 「はい。」 私も不安だからね。 「初孫だなぁ。絶対に可愛い子だぞ!」 溺愛おじいちゃんになりそうね。 龍さんはすごく嬉しそう。私も嬉しい。剛にも早く知らせたい。 でも… 「龍さん。お願いがあります。」 どうした?とこっちを見る龍さん。 龍さんが「うん」と言うかは分からない。 けど、 「妊娠したことは剛には言わないで下さい。」 「なぜだ?」