その日の夜は剛が横で寝てくれた。 とても暖かくて、私が求めていた暖かさだった。 剛が眠った後。 「貴方は、私を救ってくれたかけがえのない人。 だから、私は貴方の中にたくさんある居場所の1つ。 貴方には大切な物がたくさんある。 大森組の仲間は大切でしょ? 家族も大切よね。 私より、その人たちを優先していいんだからね。」 私が小さな声で言った言葉。 貴方には居場所がたくさんある。 大森組の人は大切。家族も大切。 私も大切…そんなにも大切な物があったら苦しむのは貴方。