無口な猫





ガラガラ…

「…というわけだからちゃんと覚えとけよー。

それから、犬里。バレてるから早く席につけ」


「あ、はーい…」


見つかったか…

完璧だと思ったんだけどな…


「ここテストに出るからな」


……………どこだよ!


全然分からない…

赤点…とってもいいよね?


私は急いで席について授業の準備をした。

授業についていけなくなり校庭を見ると、あの男の子が歩いていた。

(余裕だな…)


まぁ、興味ないからいいか…







寝よ。


「スー…スー…」

「…ぬざと!…きろ!


犬里!さっさと起きないと放課後補習するぞ!」


バッ!

「起きてますから補習は嫌です!」

「嘘つくな!イビキかいてたやつが言うセリフか!

補習決定だからな!」


「え〜〜〜〜〜〜〜…」

「文句言うな!」

「はい…」

「よし。授業はじめるぞー」



最悪だ…猫の溜まり場に行きたかったのに…


「ハゲ教師め…恨む…!」

「犬里なにか言ったか?」

「いえ…何も…」



地獄耳のハゲ野郎め!


放課後補習か…嫌だな…




キーンコーンカーンコーン


「授業終わるぞー」

「起立!礼!」

『ありがとうございましたー』


やっと終わった…!!!


昼休みはまだまだだからお腹空かないように次の授業からは寝とこ。

「スー…スー…ビクッ…


スー…スー…」






キーンコーンカーンコーン…


ん?もう昼休みかな?


時計を確認したら4時を回っていた




4時!?嘘!昼ごはん食べてない!てゆうか、補習始まっちゃう!


私は急いで準備してハゲ野郎の元へと向かう






「…今日はここまでにしておいてやる。」

「ありがとうございましたー…」

「明日は遅刻するなよ」

「はーい」


早く帰ろう。




そういえば鞄教室に置きっぱなしだ!


私はダッシュで教室に向かった

教室にあの人がいるとも知らずに…。