総長に恋したお嬢様

「一人で行きたい…」

「それは無理。顔見られたかもしんねぇし…。
とにかく一人で行くな。金曜だったな?金曜は誰かがヒマだろうから…
いいな?連絡しろ。葵の携帯から転送しとくから」

そう言って再びため息をついて、こっちをじっと見る。

「どうせ行くなって言っても行くんだろ?
なら誰かが付いてたら安心だし…
ほんと面倒だな…まあ話しかけた俺が悪いか」

なんかブツブツ言ってる…。

「ま、そういうことだ。
そろそろ車来たと思うから行くぞ」

「うん。…じゃあね、真君!」

「…ああ」