総長に恋したお嬢様

お兄ちゃん…

やっぱりいつも見ててくれたんだね…。

「あ、そういえばこっちが宗でこっちが奏ね」

葵君の紹介に向き直る。

宗君はなんかチャラ男っぽい感じ。

髪は金色。ピアスがいっぱいで…怖い!

奏君は落ち着いた感じ。

髪は茶色っぽい黒でナチュラル。

「改めて、聖堂玲です。よろしくね」

「俺は工藤宗(くどうそう)、よろしくな!」

「よ、よろしく…」

宗君はそう言うと私の手を握ってぶんぶん振り回して大きく握手。

そんな動作に少し戸惑ってしまう。

な、なんというか、距離が近い。

「ってか可愛いな」

「え!?そ、そんなことは…」