総長に恋したお嬢様

私はなんとなく気づかれたくなくて

そうっと部屋に戻った。

「持ってきたよ。すごく冷えてる」

「ああ、ありがと…」

「いいえ」

私は憐斗君の額から熱くなった冷えピタを取って

髪をかきあげながら新しいのを貼る。