総長に恋したお嬢様

私は真君に微笑みかけた。

途端に顔を赤くして背ける真君。

「別に…」

ほんっとクール!!

「真君もなにか貸して欲しい本ある?」

真君はんー…と考えて

「玲が一番はじめにここ来た時
読んでたあの本」

あ〜、あのファンタジーね!

「了解!明日にでも持ってくるね!」

「…ありがと」

私はこっちをじっと見ている憐斗君には

気づかなかった。