総長に恋したお嬢様

「おかえりなさいませ」

家に入ると執事が迎えてくれる。

「ああ。憐斗君も一緒だ」

そう言うと執事は憐斗君の方を見た。

「このたびはお嬢様をお助けくださり
ありがとうございました。どうぞこちらへ」

「あ、はい…」

憐斗君はそう返事をして、私たちは揃って応接間に来てソファに腰をおろした。