総長に恋したお嬢様

ドカッバキッとすごい音。

思わずぎゅっと目を瞑る。

憐斗君は数人の相手を殴りつけ、全員倒れたのを見て私の方にゆっくり歩み寄ってくる。

「憐…斗、君…」

ぶわっと涙が溢れた。

すかさず憐斗君がスッと抱きしめる。

「こわっかったぁ…」

そう言うと憐斗君は抱きしめる力を強めた。