そんな私の反応を見て機嫌がよくなったのか、

「今日はこれで勘弁してあげるけど…
次はもっと痛いことしてあげる。いい!?」

と言って去って行った。

私は髪を整え直して足の様子を確かめる。

大丈夫…かな?少し足を動かしてみる。

…大丈夫、立てるし歩ける。

私はフラフラと立ち上がって教室に戻った。