総長に恋したお嬢様

「玲ー!」

悶々と考えていると後ろから声がかかって誠が私のもとに来た。

「あのさ、前に貸したCDあるだろ?あれの最新アルバム持ってたよな?」

「うん、持ってるよ」

「それ、貸してくんない?」

「いいよ〜、明日持って来るね!」

私がそう言うと誠はありがとな、と言って去っていった。

何気なく憐斗君の方を見ると、憐斗君は私の方を見ていた。

ドキッとしたけれど、一人の女子が憐斗君にずいっと近づいて、私は思わず顔を背けてしまった。