結局操作は憐斗君が教えたけど、

美紅ちゃんは憐斗君をポーッと見つめたままで、多分聞いてないと思う。

私はなんだかここにいたくなくて、

コントローラーを置くとソファに移動した。

ふう…と息をはきだす。

美紅ちゃん…なんか嫌いになりそう…。

「玲ちゃん、ほんとにごめん。
あいつ憐斗のことになったら
容赦なくて…」