「あーもういい。
あんたは葵と遊んでれば?」

な、なにこの棘のある喋り方…

「美紅、そんな言い方するなよ。
玲ちゃんに当たるな」

葵君の少し厳しい声。

「別に当たってなんかないわよ。
私の憐斗に近寄ったからでしょ」

「なにが私の憐斗だ。離れろ」

「やだ〜」