車を止めると、懐かしい倉庫が目に入った。 俺も総長を務めたいわゆる ゛族´′の溜まり場だ。 ふうを白いもこもこのブランケットと言うのだっただろうか 俺からみると布団と同じなんだが、 ふうにとってはブランケットというものらしい。 ふうのたまにみせる頑固さには 苦笑いしながらも、内心可愛いと思ってしまう。 さて、俺も覚悟しなきゃいけないのかどうなのか。 こんなふわふわしたやつがどんなけの事抱えてんだろうな。