どんきゃんすとっぷ

目を開けた時、私は相変わらずさっきの部屋にいた。電気がついていてようやく自分が連れ込まれた部屋が休息室だったことを知る。休息どころじゃなかったけどね....!
ソファーに横たえられた体をそっと起こすと下、ソファーに寄りかかって床に座る颯がこちらを向いた。
「颯....」
『泣かせるつもりじゃなかった。悪かった。』
だから、なんで。そんな顔するの。
辛そうな、切ない顔。
「うつる。」
『?』
「そんな顔されると感染るんだけど。」
『そんな顔ってなんだよ』
「今にも消えそうな顔しないでって事。」
『よく分かんねぇよ。』