どんきゃんすとっぷ

「はぁ....は..なんなの...。」
『だからしつ』
「私!! 颯なんて大っ嫌い!!」
ばぁん!! 言った瞬間、奴の腕が再度私をロッカーに押しつける。
「った....」
そして間髪入れずに荒々しいキスを落とす。
「んんっ! ゃ、ぁ....」
息も吸えずまた涙が頬を伝う。
なんでこんな事に? 未だに全然わからない。
そんな私の気持ちと一緒に溢れる涙は
私の頬だけにとどまらず私の顔に添えられた颯の手にもこぼれていく。
最近私、泣いてばっかりだ。
朦朧としはじめる意識の中やるせない気持ちが私を支配するから涙が止まらない。

でもそれだけじゃない。苦しい。
唇を通して感じるのは苦しさ。