そんな事を考えながらゆっくり近づいてくる颯の額に頭突きをかました。
『っ!!』
「っ!!」
痛いこれは痛い。私も痛いもん。颯も私の予想外の攻撃に悶絶している。今だ!!

うめく颯に背を向けて(痛みに耐えているため猫背)髪をなびかせながら(なびく程の長さはない)颯爽と歩き出す。(もう一度言う、猫背。)途中足を止めて振り返らずに(猫背に加えて痛む額を抑えながら)
「なんてすがしゅがしい朝。」
盛大に噛みながらも自分の描いたシナリオを全てたどり教室へ向かった。

⇒ 妄想と現実の違いを真摯に受け止め、
今後は無理のない妄想活動をしていこうと思う。