どんきゃんすとっぷ

『だから、宣言。』声色が変わった。
「宣言?」
はて、なんの?
『お前、俺のペットな。だから
これからたーっぷり可愛がってやる。
これでいきなりじゃねーよな?』
「....は?」
『じゃーね、凪咲ちゃん。』
するりと離れたかと思ったら頭にキスを落として教室を後にした。
私はというと、無。ほんと無。
びっくりしすぎてなに言われてるかも
分からないままでつったっていた。
ようやく我に帰ったのは最終下校を知らせるチャイムの音だった。