理由なんて分かる訳ないよ。変態め。
ガラッと教室のドアを開けて後悔した。
「なんでカブトムシ....」
『カブトムシ??』
あぁっいかん!脳が颯=カブトムシと
勝手にインプットしていたようで。
「なんでいるのかなぁ...」
小さくため息をもらす。
『具合大丈夫かよ。』
「どうもおかげさまで大丈夫です!」
とげとげしさを含んだ私の声。やな声。
『さっきの怒ってんの?』
「怒ってるに決まってるでしょ!!」
『あ、韻ふんでる!』
え。殴っていい??
はぁぁ....と大きくため息をつく私を
颯はまじまじと見つめてから
『ごめん。』
とこぼした。さっきまでと同じ人だって
分からないぐらい静かで、思わず私も
眉がさがるのを感じた。
ガラッと教室のドアを開けて後悔した。
「なんでカブトムシ....」
『カブトムシ??』
あぁっいかん!脳が颯=カブトムシと
勝手にインプットしていたようで。
「なんでいるのかなぁ...」
小さくため息をもらす。
『具合大丈夫かよ。』
「どうもおかげさまで大丈夫です!」
とげとげしさを含んだ私の声。やな声。
『さっきの怒ってんの?』
「怒ってるに決まってるでしょ!!」
『あ、韻ふんでる!』
え。殴っていい??
はぁぁ....と大きくため息をつく私を
颯はまじまじと見つめてから
『ごめん。』
とこぼした。さっきまでと同じ人だって
分からないぐらい静かで、思わず私も
眉がさがるのを感じた。

