誰もいない廊下を二人で歩く。気まずい...。
この静かさ嫌だ....。
「ね、ねぇ大丈――」
声をかけた刹那。ぐいっと横に引かれた。
ガラガラ...トン。ドアを後ろ手で閉める颯。
「え。颯?」
『....』
また無視か! 一歩近づく颯から私も一歩遠ざかる。
「な、なに?」
トン。小さめな教室はいつまでも私を逃がしてくれない。
それでも私は壁にそって横に移動する。
「ねぇ、はや――」
『黙って。』
お、おお!やっと会話ができましたよ。
おっと、ここで凪咲さんついに四隅です!!
「こっち来ないでよ....!」
睨みつけるも両サイドには颯の腕。
目の前に颯。後ろに壁。
この静かさ嫌だ....。
「ね、ねぇ大丈――」
声をかけた刹那。ぐいっと横に引かれた。
ガラガラ...トン。ドアを後ろ手で閉める颯。
「え。颯?」
『....』
また無視か! 一歩近づく颯から私も一歩遠ざかる。
「な、なに?」
トン。小さめな教室はいつまでも私を逃がしてくれない。
それでも私は壁にそって横に移動する。
「ねぇ、はや――」
『黙って。』
お、おお!やっと会話ができましたよ。
おっと、ここで凪咲さんついに四隅です!!
「こっち来ないでよ....!」
睨みつけるも両サイドには颯の腕。
目の前に颯。後ろに壁。

