宇宙で1番好きな人


次の日の朝。




「(haruki)冬樹っ!!起きろーー!
おばさんが朝ごはん作ってくれたぞー」




んぁ?もう朝かよ。


『おはよ』

「「「おはよー」」」


兄貴たちが声を合わせて挨拶。




つくづく気があうよなー



っとおぉ、まともなご飯なんか久々だなー!


最近の朝ごはんは菓子パンとかそんなんばっか食べてたもんなぁ。




『いただきます』



おばさん、毎日来てくれればいいのに。それはさすがに図々しいか。笑


「(natsuki)冬樹そろそろ出なくていいのか?」




え?もうそんな時間?



うっうっうわっー!


もう8時じゃねぇかよ!!!!




『いってきます!』





「(natsuki)アキちゃんといいこと出来るといいなー!」





なんだよ、いいことって。




『うるせぇよ!』




この時間だと走ればなんとか間に合う。









ん?



家から50mくらい走った時、誰か歩いてる。

走らないと遅刻すんぞ?






あれ…?真白じゃね?




『おい、真白 急がないと遅刻するぞ』





何も答えない。



『何かあったのかよ』


何も答えない。





『なぁ、真白!答えろよ!』






「(mashiro)あのね、昨日、翔也と別れたの。」




は?


翔也っていうのは確か真白の彼氏だ。


『小町とケンカした後か?』




「(mashiro)ううん、ケンカしたのは別れた後。

翔也ね、浮気してたの。
私と付き合ってるのに他の女とキスしてた。

何であんな人のこと好きになったんだろう。

何で信じちゃったんだろ。」

真白……


目が腫れてる。泣いたんだな。




『好きだったんだからしょうがねぇだろ。真白は悪くない』






「(mashiro)でも私、悔しいよ。

私には翔也と冬樹しかいないのに 翔也までいなくなったら私…」


真白は親がいない。


母親は真白が産まれた後に亡くなった。

父親は3年前、俺の実の両親と同じ電車に乗ってて、事故で亡くなった。

真白の父親は真白に何回も何回も殴った


小学2年の時はナイフで刺されて、病院送りにさせられた。



体罰…だな



甘えることを知らない真白は愛情に飢えてた。




そんな真白をもて遊ぶなんて…




許せねぇ。


『お前には俺がいる。心配すんなよ。

大丈夫だ。俺が仇取ってやるから。』




真白にあったら小町のこと言おうと思ってたけどそれどころじゃねぇよな。




絶対許さない。翔也とやら。


待ってろ、真白。
俺が絶対仇取ってやるからな。