はぁ。やっと1日が終わった。
<今日も帰りは夜中の1時くらいになります。適当にご飯食べておいてね>
リビングの置き手紙。
親とはほとんど会わない。
授業参観日も来てくれたことはなかったし、ゆういつ来てくれたと言ったら3年の時の運動会くらいだ。
別に俺は来なくても構わない。
兄貴達いるし、寂しくないんだよな。
「(haruki)おー!冬樹、おかえり。」
『あぁ、春兄。ただいま』
「(haruki)今日もあのババアは帰ってこないらしいな」
春兄は反抗期だ。
ババアとかクソババアとかよく言う。
春兄は大学3年生。
夏兄は大学1年生。
秋兄は高校3年生。
秋兄は俺と同じ学校に通っている。
俺ら兄弟は誰も家事が出来ない。
だからたまに隣のおばさんが様子を見に来てくれる。
『あれ?夏兄は?』
「(haruki)夏樹ならデートだって。
ほんとラブラブだよなー!
放課後いつもデートしてんじゃねーの」
『夏兄はいろんな女を掛け持ちしてんだよ。
何股だってくらい。
俺は女の魅力がわかんないね。』
「(Shuki)そんなこといってるとアキちゃんにフラれちゃうよ?」
秋兄が出てきた。
何ですか、いきなり。
『それ真白にも言われたからもう言わなくていいよ』
「(shuki)仲よさそうに真白ちゃんと昼飯一緒に食ってたもんねー!
絶対みんな誤解してるよ」
『バカかよ。そんなことないし。』
真白を恋愛対象にとか見たことないし。
そんなこと考えれないな。笑
「(haruki)冬樹モテるんだから女なんて、よりどりみどりなんだろー?
く〜っ羨ましーー!」
は?
『別に俺モテないから。女とか迷惑なだけだし。』
「(haruki)またまた謙遜ー
やだなぁもう、冬樹鈍すぎだよ。」
は?謙遜じゃねぇし。
鈍くもないし。
『あっやべぇ俺そろそろ洗濯しないと』
兄弟の中で日替わりに洗濯をやっている
。
今日は俺の番。
と、言って洗濯機をかけて、シワを伸ばして、干すだけだけど。笑
これがめんどくさいんだよ。
洗濯機をかけ終わって、洗濯カゴを持って裏口から外へ出ると、、、
こっ小町?!
小町が俺の家の前でオドオドしている。
声をかけるべきなのか…?
小町がこっちを見た。
気づいたみたいだ。
「(aki)小西くん!」
『よぉ。どうしたんだ?』
余裕あるみたいに言ってみたけどすっげぇ心臓バクバクいってるし。
「(aki)あの…ね?
真白ちゃんとケンカしちゃったの。」
『え?真白と?』
「(aki)うん。私が怒らせちゃったの。
だから、真白ちゃんに謝りたいんだけどどうやって謝ればいいのかわからなくて…気づいたらここに立ってたの。」
『あ、とりあえず中はいって。』
俺は洗濯物を家の中に置いて、小町を俺の部屋に案内する。
「(aki)小西くんの部屋キレイだね。物少ないし、白と黒でいかにも男の子の部屋って感じがする!」
『そう?ありがと。』
自分の部屋に女を通すなんて真白以外なかった。
しかもそれが小町!
あぁ、ほんと可愛いな…。
「(aki)それで…真白ちゃんについてなんだけど…。」
あっそうだった。
『あいつ、1回キレるとなかなか機嫌戻らないもんな。
んー…。』
「(aki)どうしよう…私…」
やべぇ。困ってる。
可愛い…
背は150cmくらいかな。
小さいな。
『あぁ、機嫌直すのは無理そうだから俺から真白にいってみよっか?』
「(aki)いいの?!ありがとう!」
スマイル輝きすぎですってば。
俺今 顔真っ赤かも…。
「(aki)あっもうこんな時間!ごめんね!お邪魔して。
ありがとね!
そだ、連絡先教えてもらっていい?」
…え?マジすか?
『えっあっうっうん。』
小町のメアド…!
「(aki)いつでも連絡してね!」
『おう、気をつけて帰れよ。』
夜8時頃。
<ピロリン>
ん?メール?
画面に書いてある文字は
<小町アキ>
うぉっ!小町?!
飛び上がっちゃったじゃねぇかバカ野郎
ドキドキしながらメールを開くと、
<こんばんは!小町アキです!
夜遅くにごめんね!
今日はありがとう!また相談乗ってくれたら嬉しいな!
これからも仲良くしてね!>
嬉しい…!小町からメール来るとか!
高校ライフが1回転するくらい嬉しい!
何か今の俺、キモいね。笑

