「私、日直だから日誌を職員室に届けてから行くね!」
『分かった。下駄箱で待ってる』
小町を下駄箱で待ってると、女が近づいてきた。
「あの…!小西先輩!」
確か…1年?
『何か用?』
「えっと…入学してから先輩のことずっと見てました。
好きです!
あの…彼女とかいないんだったら…」
『ごめん、無理。』
無理に決まってんだろ。
俺は小町一途だ。
「え…何でですか?」
は?
『何でって…
別に俺君のこと何も知らないし』
「付き合ってから知るってのもアリじゃないですか!!!?」
何こいつ…しつこ…
『名前も知らない人とどう付き合えっていうんだよ。
ごめん。付き合えないから。」
「彼女いるんですか?!」
『いないけど』
「だったらいいじゃないですか?!」
さっきからしつこい!
他の人からジロジロ見られてんだけど!
『好きな人がいるから』
「でも付き合ってないんですよね!
私にも可能性ありますよね!」
『あんたみたいなやつは好きにならない。』
「何ですかそれ…
好きな人って誰ですか???」
何なのこいつ…
『君に教えるつもりないから。
俺ここで待ち合わせしてるんだけど。』
「す…すみません。
でも、私諦めませんから!」
走っていった。
あぁ、めんどくせぇ女…
「お待たせ!
小西くん、告白されてたね。
モテるもんね!」
げっ小町見てたのかよ
『別に俺モテないよ。
小町の方がモテるんじゃない?』
「今まで私のこと好きになってくれた人たちが知ってる私は本当の私じゃないから…」
…ん?
どういうこと…だ?
『そっか。帰ろっか!』
小町…
今告白したらマズいかな…?
いや、告白するって決めたんだから。しっかりしろ!俺!
『あのさ…今日は話したいことがあるんだけど…。』
「ん?何?」
ふぅ…落ち着けよ俺…
『す…好きだ。付き合ってほしい。』

