ここは星陵小学校。私はここの5年生だ。私の家族は父が弁護士、母が政治家、祖母は理事長or校長、祖父はなんかわかんないけど警察のお偉いさん。星陵はそんなお金持ちばかり集まる学校だ。そんな学校にもいじめは存在するわけで…。そのターゲットが私だった。それだけのことなのだが。理由がおかしい。私はキモいが、恵美はかわいい。だから双子じゃないんじゃないか。だとしたら私が嘘つきだ。だからいじめの対象にしようということらしい。つまり、ただたんに誰かをいじめたいだけでしょ?そのターゲットにふさわしかったのがたまたま私だっただけ。そんなことをいってもどうにもならないから私はただひたすら耐え続けるだけ。誰にも相談できずに…。
ガラー
「龍崎さん、大丈夫?」
「はい。」
「ねぇ、龍崎さん。あなたなにか困ってることない?」
「はい?」
「先生ね、今日確信したの。龍崎さん、いじめられてるでしょ?」
「それが?」
ガラー
「龍崎さん、大丈夫?」
「はい。」
「ねぇ、龍崎さん。あなたなにか困ってることない?」
「はい?」
「先生ね、今日確信したの。龍崎さん、いじめられてるでしょ?」
「それが?」


