「あ、そうだ藤ちゃん…あのさ――ぎゃああっ」

「真鶴ぅぅぅ!こんな所にいたの!?探してたんだよぉぉ」



何かアンニュイな藤ちゃんに話そうと思い、口を開いた瞬間後ろからものすごい勢いでタックルされた。



誰!?なんて聞かなくてもわかる。



「京香……痛かったんだけど」

「あ、ごめーん!」



手をグーにして頭にコツンと当て、舌を出して謝る京香。
いわゆる、てへぺろ☆という物だ。



よし、殺ろう。