「お久しぶりね、覚えてる?」
「だ、誰か知らんが、その物騒なのどけろ!」
強がってるが、身体は震えていた。
警察…そうだ呼ばないと。
あ、でも通報しようとしてるとこ見られたら殺される。間違いなく、あの世行き。
でも、このまま放っておいても、結局殺される。どうしよう…。
などと考えてると、彼女は携帯をポケットから取り出した。
「お、おい…」
「しっ、黙ってて」
男よりも女の方が勇気あるね。よし、このまま見つからなければ…。
「何してるの?」
さっそく、見つかった!?早くね!?終わった!俺の人生ここで終わりだ!
「あ……」
銃口が、彼女に向けられる。
ヤバイ、このままじゃ、殺られる。どうする、俺。
1:命乞い
2:代わりに俺を撃て!と言ってみる
3:ウルトラマンが来るのを待つ
うん、最後のおかしいよね。
てか、せっかくの選択肢だけど、どれも選べない。
やっぱ、ここは皆助かる、でしょ!
長い黒髪の女性に飛びかかる。
必死に銃を奪おうとするが、女のくせに力が強い。
「くっ……、なんだこのクソガキ!」
ガキじゃねぇ。もう一度言うけど、ガキじゃねぇ。
「銃をよこせ!なんで、こんなことをするのか分からんが、人殺しなんてダメだ!」
「お前には関係ない!」
「ある!」
「ないったらない!」
「あ、UFOだ!」
「え?」
黒髪の女性が空を見上げる。
今だ!
拳銃を奪い、銃口を向ける。
「なっ……!?」
「形勢逆転だな」
よくこんな難しい言葉を知っていたな、と自分でも驚く。
「………」
急に黙る黒髪の女性。
「………?」
すると、
「うっ……うわぁぁぁん!」
泣き出した。子供のように。って、見た目19歳くらいなのに、泣くとかダサ。それでも大人かよ。
なんか罪悪感を感じるんだけど、俺は悪くないよね?
「あの……、お願いだから泣き止んで?」
と言いながら近づく。
どうしよう、小さい子供が泣いただけでも、うざいのに。こんな大人が泣いたらもっとうざい。
お願いだから泣き止んで。頼むから。俺が泣かせたみたいじゃん。
「聞いてますかぁ?お願いだから泣きやがらば!?」
急にお腹を足の膝で蹴られ、変な悲鳴をあげる。
当然、拳銃を奪われ、俺はお腹を手で押さえながらうずくまる。
「バーカ」
それだけ言って、黒髪の女性は引き金を引いた。
店の中に銃声が響く。
銃声と共に倒れる俺。
逃げる黒髪の女性。
悲鳴をあげる、彼女。
店長…はどうでもいいや。
目の前が真っ暗になり、俺は……。
死んだ。ただそれだけ。青春が始まったばかりだと言うのに、残酷なものだ。
もういっそ、生き返りたくない。
このまま死んでいたい。
目を覚ますと、そこは道の真ん中だった。
え?え?え?何これ?何コレ?ナニコレ?
死んだよね?なんで生きてるの?
しかも、なんか人間がでかい。進撃の巨人かよ。
……ん?目線を下に向けると、黒い足が見えた。
いや、前足が見えた。
え?え?え?
次の瞬間、
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!????」
ただただ、叫んでいた。
「だ、誰か知らんが、その物騒なのどけろ!」
強がってるが、身体は震えていた。
警察…そうだ呼ばないと。
あ、でも通報しようとしてるとこ見られたら殺される。間違いなく、あの世行き。
でも、このまま放っておいても、結局殺される。どうしよう…。
などと考えてると、彼女は携帯をポケットから取り出した。
「お、おい…」
「しっ、黙ってて」
男よりも女の方が勇気あるね。よし、このまま見つからなければ…。
「何してるの?」
さっそく、見つかった!?早くね!?終わった!俺の人生ここで終わりだ!
「あ……」
銃口が、彼女に向けられる。
ヤバイ、このままじゃ、殺られる。どうする、俺。
1:命乞い
2:代わりに俺を撃て!と言ってみる
3:ウルトラマンが来るのを待つ
うん、最後のおかしいよね。
てか、せっかくの選択肢だけど、どれも選べない。
やっぱ、ここは皆助かる、でしょ!
長い黒髪の女性に飛びかかる。
必死に銃を奪おうとするが、女のくせに力が強い。
「くっ……、なんだこのクソガキ!」
ガキじゃねぇ。もう一度言うけど、ガキじゃねぇ。
「銃をよこせ!なんで、こんなことをするのか分からんが、人殺しなんてダメだ!」
「お前には関係ない!」
「ある!」
「ないったらない!」
「あ、UFOだ!」
「え?」
黒髪の女性が空を見上げる。
今だ!
拳銃を奪い、銃口を向ける。
「なっ……!?」
「形勢逆転だな」
よくこんな難しい言葉を知っていたな、と自分でも驚く。
「………」
急に黙る黒髪の女性。
「………?」
すると、
「うっ……うわぁぁぁん!」
泣き出した。子供のように。って、見た目19歳くらいなのに、泣くとかダサ。それでも大人かよ。
なんか罪悪感を感じるんだけど、俺は悪くないよね?
「あの……、お願いだから泣き止んで?」
と言いながら近づく。
どうしよう、小さい子供が泣いただけでも、うざいのに。こんな大人が泣いたらもっとうざい。
お願いだから泣き止んで。頼むから。俺が泣かせたみたいじゃん。
「聞いてますかぁ?お願いだから泣きやがらば!?」
急にお腹を足の膝で蹴られ、変な悲鳴をあげる。
当然、拳銃を奪われ、俺はお腹を手で押さえながらうずくまる。
「バーカ」
それだけ言って、黒髪の女性は引き金を引いた。
店の中に銃声が響く。
銃声と共に倒れる俺。
逃げる黒髪の女性。
悲鳴をあげる、彼女。
店長…はどうでもいいや。
目の前が真っ暗になり、俺は……。
死んだ。ただそれだけ。青春が始まったばかりだと言うのに、残酷なものだ。
もういっそ、生き返りたくない。
このまま死んでいたい。
目を覚ますと、そこは道の真ん中だった。
え?え?え?何これ?何コレ?ナニコレ?
死んだよね?なんで生きてるの?
しかも、なんか人間がでかい。進撃の巨人かよ。
……ん?目線を下に向けると、黒い足が見えた。
いや、前足が見えた。
え?え?え?
次の瞬間、
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!????」
ただただ、叫んでいた。

