「返し技が自然に出るようになったのは、十二月頃だったと思います」
続いて森谷が話した時、飯島が付け加えた。
「お前ら、森谷を基準にすんなよ。コイツは二年の中じゃ一番目がいいからな。……確か大崎は二月頃だったよな」
「そうですね。初めて自然に打てた時は嬉しかったですよ。今までの形式練習が無駄じゃなかったってね」
「先生、俺には訊かないんですか?」
大崎が答えた後、キャプテンの相沢が口を開く。柔軟体操を始めたばかりのようで、汗をタオルで拭きながらやっていた。
「あ、そうか相沢もいたんだよな。……ところでお前はいつ打てるんだろうなぁ」
「あ、飯島先生酷いじゃないですか? 勘が悪い俺も、最近やっと打てるようになんたんスから」
「ブロックしてからの左フックだけだけどな」
大崎が横から茶化した。
続いて森谷が話した時、飯島が付け加えた。
「お前ら、森谷を基準にすんなよ。コイツは二年の中じゃ一番目がいいからな。……確か大崎は二月頃だったよな」
「そうですね。初めて自然に打てた時は嬉しかったですよ。今までの形式練習が無駄じゃなかったってね」
「先生、俺には訊かないんですか?」
大崎が答えた後、キャプテンの相沢が口を開く。柔軟体操を始めたばかりのようで、汗をタオルで拭きながらやっていた。
「あ、そうか相沢もいたんだよな。……ところでお前はいつ打てるんだろうなぁ」
「あ、飯島先生酷いじゃないですか? 勘が悪い俺も、最近やっと打てるようになんたんスから」
「ブロックしてからの左フックだけだけどな」
大崎が横から茶化した。


