大崎が、顔面への軽い右ショートアッパーから強い左ボディーブローを放つ。
ベジッ!
一ラウンド目に当たったボディーブローの音と違って、鈍い音が白鳥の右脇腹から発せられた。
思わずガードが下がった白鳥の顔面に、大崎のショートストレートが二発当たる。白鳥の顎が二度跳ね上がった。
「ストーップ!」
梅田が声を張り上げると、大崎はクルリと向きを変えてニュートラルコーナーへと歩いていく。
「ワン、ツー、スリー、……」
梅田がカウントを数えている時、飯島が白鳥に言った。
「白鳥、スパーを続けられるんだったらガードを上げろ」
白鳥は、何ら躊躇する事なくガードを上げている。
「梅田先生、続けていいですか?」
飯島がそう言うと、梅田は頷いてスパーリングを再開させた。
ベジッ!
一ラウンド目に当たったボディーブローの音と違って、鈍い音が白鳥の右脇腹から発せられた。
思わずガードが下がった白鳥の顔面に、大崎のショートストレートが二発当たる。白鳥の顎が二度跳ね上がった。
「ストーップ!」
梅田が声を張り上げると、大崎はクルリと向きを変えてニュートラルコーナーへと歩いていく。
「ワン、ツー、スリー、……」
梅田がカウントを数えている時、飯島が白鳥に言った。
「白鳥、スパーを続けられるんだったらガードを上げろ」
白鳥は、何ら躊躇する事なくガードを上げている。
「梅田先生、続けていいですか?」
飯島がそう言うと、梅田は頷いてスパーリングを再開させた。


