「ちょっと康平ちゃん! まさか女子は入部禁止って事はないでしょうね?」
「……マネージャーを入れない事は言ってたけどな」
「じゃあ部員としてなら入れるのね?」
「……たぶんな。最初の頃、先生が言ってた気がするけど……」
「ちゃんと訊いといてよ。ボクシング部に入れないんじゃ、永山に行く意味が無いからさ」
康平と弥生の話を聞いていた亜樹が質問した。
「弥生さんは、どうしてそんなにボクシングをしたいの?」
「私、小さい頃から空手をやってんだけど、中学卒業したら、キックとか他の格闘技をやってみたいんだ」
「ボクシングって、パンチだけのスポーツだぜ。蹴りが無いけどいいんかよ?」
「康平ちゃんは、私に入部して欲しくないみたいだね」
「そ、そんな事言ってねぇだろ……!」
慌てて言い返した康平に、弥生は再びヘッドロックをかました。
「……マネージャーを入れない事は言ってたけどな」
「じゃあ部員としてなら入れるのね?」
「……たぶんな。最初の頃、先生が言ってた気がするけど……」
「ちゃんと訊いといてよ。ボクシング部に入れないんじゃ、永山に行く意味が無いからさ」
康平と弥生の話を聞いていた亜樹が質問した。
「弥生さんは、どうしてそんなにボクシングをしたいの?」
「私、小さい頃から空手をやってんだけど、中学卒業したら、キックとか他の格闘技をやってみたいんだ」
「ボクシングって、パンチだけのスポーツだぜ。蹴りが無いけどいいんかよ?」
「康平ちゃんは、私に入部して欲しくないみたいだね」
「そ、そんな事言ってねぇだろ……!」
慌てて言い返した康平に、弥生は再びヘッドロックをかました。


