体育の授業が終わって放課後まで寝ていると誰かが来た



「良太!もう放課後だよ。一緒に帰ろ」



真優だった




僕たちは中学校に上がると同時に付き合った



「真優か。せっかく気持ちよく寝てたのに起こすなよ」




「サボって寝てただけでしょ」




「サボってたって言うなよ。俺は運動したくてもできないから見てたら辛くなるんだよ。今もこうして時間が刻々と過ぎていってるし」