イワンは王子候補として公務をこなしていただけでまだ正式な結婚はしていない状態だった。 そのイワンが自ら王子になるより補佐職を志願した。 周りもイワンの気弱な気質を知っていたから公爵家追放も無くすんなり受け入れられたー その背景には 王子の座に イワン以上の候補者が 現れた事があったからだ。 そう。それが俺。 何故こうなったかは……