「誰か助けて……っ、誰かぁ」
意識が薄れていく中で助けを求めていると、誰かに抱きかかえられた。
「ねぇ、大丈夫?家はどこ?送ってってやるよ。」
とても呑気な声だったが、うっすらまぶたを持ち上げる
顔はよく見えなかったが相手は男で、家を教えるべきかを一瞬躊躇ったがそんなことを考える余裕はもうなかった。
「ここ…曲がって先…の"PINK"って、マンション…801…です。」
「りょーかい。」
暖かい…
暖房の効いた車に乗せられホッとした
そして、そこで私は気を失ってしまった_____
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