「失礼しまーす。」 「あら、赤城さん。 どうしたの?怪我?」 「いえ、真城くん、いますか?」 体育祭は2位で終わり、私は保健室に来ていた。 「そこのベッドにいるわよ。 寝てるかもしれないけれど…。」 「わかりました。」 私は真城くんのいるベッドに歩み寄った。