「うん…。」


それにしても、すごいなぁ。
反射神経が優れてるんだね、きっと。


「茉菜~。」


「あ、試合戻んないと。」


「うん、頑張って。」


茉菜はコートに戻っていった。

あっ、お礼言わないと。

私は真城くんが座っているところにむかった。