真城くんがシュートを次々ときめて、
男子は真城くんのチームが勝って、1回目が終わった。

女子はまだみたい…。

その時だった。


「梨緒、危ないっ。」


茉菜の声がして、振り向いた。
バレーボールがこちらにとんでくる。

私はダメだと思い目を瞑った。


だけど、いつまでたってもボールが当たらない。