「よし、とりあえず、戻ろ。教室。」


「うん。」


私たちは2人で教室に戻った。


授業中。
隣の席の真城くんは、いつも机に顔を伏せている。

寝てるのかな…?


でも、授業を真面目に聞かなくても、テストでは毎回満点。

なんでなんだろう。
不思議でたまらない。