「…梨緒、いいのか? こんな高いものもらって。」 私があげたのは有名なブランドの時計。 「うん。 だって、誕生日プレゼント、すごく高いのくれたじゃん。」 「まぁ、そうだけど、梨緒に喜んでもらいたくて。」 「私だって尚輝に喜んでもらいたくて選んだの。」 「そっか。ありがとな。 ほんと大好き。」 そういって、私を抱き締める尚輝。