そのとき、聞き覚えのある声が聞こえた。 そして、倒れかけの私を後ろから優しく抱き締めてくれる。 大好きな匂い…。 「はい、そこまで。 君、なにしてくれちゃってんの。 この梨緒は、俺のものなわけ。」 尚輝だ…。 でも、どうしてここに? 「尚輝…?」 「俺のものに傷つけたら、ただじゃ済まされないの、しってる?」