尚輝と歩いてると、女の人たちは、すれ違うたびに振り返り、尚輝を見る。 それが嬉しくもあり、不安だった。 だって、可愛い人たちばかりだもん。 「梨緒、なんかあった?」 「えっ?」 「不安そうな顔してる。」 「別に何もないよ。」 「嘘だ。 ほんとのこと言ってほしい…。」 そういって、尚輝は足をとめ、私の正面に立った。