携帯をバッグにしまおうとしているとき、背中に強い衝撃があって、体がよろける。 「あ…ごめんなさい。」 謝ってきたのは、さっき後ろの席に座っていた男の人。 「いえ、全然。」 「じゃあ、急いでいるので、また。」 「はい…。」 「梨緒ー。」 そのとき、トイレに行っていた茉菜が戻ってくる。