「2分遅刻。」 頑張って準備した結果が2分遅刻。 頑張ったから、いいよね。 「2分くらい…。」 「俺、15分以内に来いって言ったよな?」 「はい。」 「何で遅刻してんの。」 「ごめんなさい。」 「まぁ、いい。時間無駄。行くぞ。」 そういって、歩き出してしまう真城くん。 「ちょっと待って。」 私は慌てて追いかけた。