冷酷男子に恋をする

「尚輝、珍しいな、そういうの。
女とか、紗希以外どうでもいい感じだったのに。」


「まぁな。

つか、梨緒は紗希以上だから。
まじで、手ぇ出すなよ。」


「はいはい。」


なんか、すごく嬉しいんだけど…。


「あ、てか、なんで兄貴と梨緒が一緒にいんの?」


「昨日、助けてもらって…。」


「そーなんだよ。

梨緒ちゃん、可愛すぎるから襲われそうになってたわけ。
んで、そこに俺が通りかかって、そいつぶっ飛ばした。」