「あれだけ言ったのに…。」 私は、ベッドの脇の椅子に座って、尚輝の手をぎゅっと握る。 「尚輝…、寂しいよ…。」 命に別状がないのはわかってるけど、 こうやって人が病院で寝ているのはいい気持ちはしない。 雅也を失ってしまったこともあって、こういうのをみてると、胸がぎゅーってなる。 尚輝の寝息を聞いてると、睡魔が襲ってくる。 そして、私はそのまま寝てしまった。