その日の放課後。 久しぶりに尚輝と一緒に帰っていた。 「こうやって帰るのも久しぶりだね。」 「あぁ、そうだな。」 素っ気ない返事で、どう会話を続けていいか迷ったが、 尚輝がぎゅっと手を握ってきたため、それだけでいいかなと思い、口を閉じる。 そんなときだった。 私たちの歩いている少し前に車がとまった。 特に気にせず歩いていると、中から綺麗な女性が出てきた。