「…綺麗。」 私は、窓に近寄って、カーテンと窓をあけた。 「だな。」 尚輝はそういって、私を後ろから抱き締めた。 「初雪、梨緒と見られてよかった。」 「私も。」 「…なぁ、外、行かねぇか?」 「外?」 「クリスマス、せっかく2人なんだから。 イルミネーションとか、見たいだろ?」 「うんっ。行こう。」