「ちょっと、あなたたち、 私の前でイチャイチャしないでくれるかな?」 「…いっ…いちゃいちゃなんてしてないもん…。」 私は、恥ずかしくて、顔を赤くしてしまう。 「…コイツと違って、梨緒は、可愛いな。」 うつむいた私に、尚輝は、そういった。 「はぁ?梨緒が可愛いのは認めるよ。 だけど、コイツと違って、は余計です!」 そう言い返した茉菜をみて、私は笑ってしまった。