「…はぁ…はぁ…。」 「大丈夫か…?」 私は、コクリと頷く。 連れてこられたのは、体育館倉庫の裏。 ここに、来る人なんて、滅多にいないだろう。 私は、息を整えて、聞いた。 「なんで逃げたの…?」 「あいつが嫌だから…。 梨緒以外のやつに興味はねぇし、 1秒たりとも一緒にいたくない。」 そんなことを、言われ、顔が赤くなってしまう。 尚輝、変わったな…。 こんなこと、言うような感じの人じゃなかったのに…。 でも、いい意味で変わったなら、いいかな。