「はぁ…。」


私はため息をついて、机に突っ伏す。

どうやって書こう…。


「何。」


その声に驚いて、顔をぱっとあげる。


「お前が呼んだんだろ。
で、何?」


「日誌…。」


「手伝えって?」


「はい…。」


前髪で表情が分からなかったが、口調が少し怖かった。