そして、3日がたった。
私は、真城くんの家に呼ばれた。

そして、前も入った、真城くんのお父さんの部屋にいる。
ソファには、花園さんも座っていた。


「親父、何回も言うけど、愛佳様と婚約をするつもりはない。」


「なんでだ?
こんなに好条件な娘はいないだろう。」


「愛佳様じゃなくて、
俺には守りたいやつがいる。
大切にしたいやつがいるんだよ。

こんな気持ちになったのは初めてなんだ、頼む。」


真城くんは、お父さんに深く頭を下げる。