体育の授業が終わった。 「梨緒…、もう無理…。」 茉菜は横で倒れてる。 「茉菜、すごく頑張ってたね。」 「だって、バレー部だもん。」 「ふふっ。」 「笑わないでよ。」 「とりあえず、教室戻ろっか?」 私は茉菜に手を差し出した。